フロアコーティングの種類と選び方~水性、油性、硬度って?~

2020/08/31

ハウスコーティング

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ペンなどで目にする「水性」と「油性」。油性の方が何にでも書けるけど、ちょっとニオイがあって一度書いてしまうとなかなか落ちないというイメージ、逆に水性は普段使っているペンやホワイトボードに書くペンなど、日常に使われているイメージがあるかと思います。

フロアコーティングに使用するコーティング剤も同様に「水性」「油性」があり、さらに「無溶剤」という種類もあります。では、どう違うのか?それぞれの特徴と安全性について紹介していきます。

水性・油性・無溶剤の違い

水性

         水性コーティングの施工イメージ

水性のコーティング剤は、主成分(アクリルやウレタン等)を水で溶かした液剤です。先程のペンと同じように、水性はニオイも少なく繰り返し剥がすことができますので、メンテナンス性が高いのが特徴です
また、人体に有害なVOC(揮発性有機化合物)をほぼ含んでいないので、安全性も高いです。ツヤは控えめながらも上品な仕上がりになります。

油性

油性のコーティング剤は、主成分を水ではなく溶剤(アルコールやシンナー等)で溶かします。油性のシンナー臭が強いのは、この溶剤によるものです。基本的には、自然乾燥で水分やアルコールを飛ばして定着させます。耐久性や耐候性(気候による変色・劣化への耐性)は水性より高く、強い光沢・ツヤを出すことができます。

無溶剤

それに対して無溶剤は、主成分を溶かす際に若干(5%以下)の溶剤を使用しますが、水性や油性と異なり、水やアルコール・シンナーをほとんど含みませんので、液剤がそのまま定着します。そのため、溶剤系の液剤に比べて飛躍的に安全性が高いです。

コーティング剤に求められる高い安全性

近年は安全性の意識が高まり、業界的にも耐久性は高いが人体への影響が強い油性より、安全性に優れた水性で高耐久を実現した液剤が増えてきました。
マイスターコーティングでも水性のコーティングに力を入れています。また、油性の液剤も刺激臭の少ない安全なものを使用しています。
屋外で使用される液剤は、安全性よりも耐久性を求められることが多いため、油性を使うことが多いですが、フロアコーティングを施工する箇所は生活する空間ですので、高い安全性が求められます。

フロアコーティングの硬度に関して

フロアコーティングには防汚・防滑効果や高い耐久性・耐水性に加え、施工することで塗膜が形成され、床材を保護する効果があります。
フロアコーティングの硬度によってキズの付きにくさは変わってきますが、一概に硬度が高い(硬い)方が良いというわけではありません。
硬度の基準となるのは、日本工業規格(JIS)が制定した塗膜表面の硬さ、キズの付きにくさを数値で表した規格です。鉛筆の芯の濃さと硬さを表すH(ハード)、B(ブラック)などは、聞いたことがありますよね。
フロアコーティングの表面硬度の表示にも同様に使われており、一般的にはHB~9Hまでの硬さがあります。水性コーティングはHB~4H程度、油性コーティングは3H~9Hが多く、その中でもガラスコーティングの硬度が最も高いです。

      フロアコーティング

硬いほどキズが入りにくいと言えますが、フローリングは木材から作られていて柔軟性があるため、相性が悪いとコーティングにひびが入ってしまうなどの不具合が起こります。
また、どんなに硬くても鋭利な物を落としたり引きずったりすると、キズが付いてしまいます。
さらに、表面硬度の高いコーティング剤は基本的に剥がすことが困難なため、メンテナンス(再施工)をしにくくなるというデメリットもあります。
フロアコーティングには様々な種類がありますが、業者やメニューによって使用するコーティング剤は異なります。それぞれメリット・デメリットがありますので、よく理解した上で何を重視するか考えて選択した方が良いでしょう。

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